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2005年8月29日

【食べ物】 ハーフターンで食生活を見直そう

「自民党と民主党の違いは、カレーライスかライスカレーかの違い。私は社民党を、子供も好きで、お年寄りも大好きなオムライスやと思うてます。」

とか、

「刺身でタイとまぐろ、どっちが好き? って聞かれたとき、私はワサビのきいた方が好きと答えます。そのワサビの役割に社民党はなりたいと思うてます。」

とか、わたし、うどん屋の娘ということもあって、わりと食べ物の視点から政治を語ることが多いんです。

いま、「有機とか自然農法はコスト高になるから、無理して国内農業に頼らなくてもよいいし、グローバル経済の世の中なのだから、世界から安い食べ物を輸入すればよいのでないでしょうか。また、街にはコンビニ、ファーストフード、ファミレスが溢れ、食品としてインスタントな冷凍食品等も大量に出回っている。安いし、うまいし、それはそれで良いじゃないか。」

そんな風におっしゃる方が少なからずいらっしゃいます。

でも、本当にそれでよいのでしょうか?

今、子供たちの間で“ムシキング”が流行っています。

ところが、その子供たちは実際に本物の“カブトムシ”を目の前にすると、恐がって手を出せないというのです。なにか、いびつですよね。

この話を聞いたとき、わたしは、輸入会社に頼り、冷凍食品に頼る都会人の食生活って、なんか“カブトムシ”をカードでしか知らない子供たちと一緒なのではないかという思いに駆られました。

原因は都会と地方が分断されたことにあります。

そういう時代になったのだから、もうどうしようもないって考える人もいるかもしれない。でもわたしはそんなふうには考えません。

2007年から団塊の世代の人たちが職場からリタイアします。地方から「金の卵」で来た人も多くいらっしゃいます。ただそうした人たちも都会生活が長く、都会に家を建てたり、マンションを購入したりして、田舎とは疎遠で、故郷では、年老いたお父さん、お母さんが自然の中で暮らしているというケースが多いようです。

この状態をそのままにしておけば、都会と地方の分断はますます進んでいってしまいます。

そこでわたしは、都会と地方の分断を阻止するためのUターン、Iターンの政策にくわえて、ハーフターンという政策を導入してみてはどうかと思っています。

定年後、都会と地方に半々に住む。そんなことを考えている人たちに、行政が後押し、さまざまにサポートするのです。ハーフターンが、団塊の世代の人々のリタイヤ後の生活として定着すれば、この人たちが、自然の営みを地方から都会へ運びます。そうすれば、食生活にも変化が生じてきて、都会の人びとのいびつな食べ物の見方も是正されると思うのです。このシステムがしっかりと根付けば、カードでしか“カブトムシ”を知らない子供もいなくなり、人びとの身体と心に自然が入り込んでくると思います。


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辻元清美ブログ


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