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2006年3月28日
手続法ができなかった意味
3月25日、市民団体が主催するシンポジウム「どう考える『憲法改正国民投票法案』」に出席しました。他の報告者は民主党の簗瀬進参議院議員、日弁連の菅沼一王さん。簗瀬議員は、憲法改正と歴史の総括は車の両輪でなければならないと話されました。そして、憲法改正を政治的な思惑に使うことの危険性をあらためて指摘されました。私はこの間の衆議院・憲法調査特別委員会の様子を伝えました。

翌3月26日は、NHK「日曜討論」に出席。テーマは日米再編。「在日米軍のグアムへの移転費用が8800億円というが、待機児童ゼロ作戦など保育サービスに当てられる予算は3558億円にすぎない」と指摘しました。
いま日米再編など、日本の社会構造そのものを変えようとする動きがあります。そんななかで憲法を変える議論を急ぐのはとても危険なこと。「憲法改正のための国民投票法案が60年間作られなかったことを、『立法府の怠慢だ』という意見もある。しかし、私はむしろ60年間作られなかったことの意味を考えるべきだと思う」――シンポジウムでもこう発言しましたが、私たちは、技術的な問題だけを議論すべき官僚ではないのです。あらためて、積極的な政治の意味合いをあらためて考えることが大切だと思います。
