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2007年2月27日
日本の人権は「栄養不足」——予算委員会で質問しました(1)
2月26日(月)。先週末から予算委員会が空転、なかなか一般質疑の日取りが決まらず「待ち」の状態が続く。午後3時の予算委員会野党理事懇談会で、27日の午前に野党の一般質疑が決まったと報告された。私は10時10分から30分間の質疑。議員会館に戻り、大急ぎで質問をまとめる。間をぬって「週刊金曜日」原稿入稿。午後7時45分から各省庁担当者を呼んで質問通告を行う。
2月27日(火)。予算委員会の質疑の冒頭、25日に伊吹文部科学大臣が長崎での講演会で発言した「人権メタボリック発言」の趣旨を問うた。伊吹大臣は、昨年の教育基本法「改正」の審議のなかでも、「メタボリック」という言葉を4回も使っているのだ。伊吹大臣は「学校現場で、いじめられている子どもの人権を守るために、いじめをする子どもの権利を制約しなければならないということだ」と答弁。
伊吹大臣は、人権と権利をごっちゃにしておられるようだ。私は、「二つはわけて考えなければならない概念だ」と発言。さらに柳澤大臣の発言にも出ているように女性の人権問題、障害者の応益負担の問題、民法第772条の嫡出推定の問題など、日本は「人権大国」どころかむしろ人権意識が足りない状況だ、と指摘した。
「日本の人権は、メタボリックどころか栄養不足です。人権大国になるよう政治は努力すべき」と提言して発言を終えた。

2007年2月27日付 毎日新聞 夕刊
