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2008年4月 1日

4月1日。道路・ガソリン、防衛機密問題、ナショナリズム、労働者派遣法、沖縄集団自決訴訟をめぐる裁判と全面展開

4月1日。昨日でガソリンの暫定税率が切れた。新しい月初め、定例の社民党・国会対策委員会からスタート。道路特定財源については、与党が「協議しましょう」といっているが、どうも自民党政策調査会と福田総理の案が一致しない。何を「協議しよう」といっているの? まず、自民党内の意見をまとめてから他党に協議と言ってくれよ。
マスコミはしたり顔で「国会の機能不全」とあおるが、これこそ民主主義のプロセスが健全に機能している証拠。姿勢をくずさず対応する、と確認。

舞台は参議院へ。衆議院はまったく動く様子がない。与党はフラフラで、極力議論の場を作りたくないのだ。「思いやり予算」についても、外務防衛委員会と安全保障委員会の合同審査はなくなり、結局外務委員会だけで決めることに。
解散よりも内閣総辞職の方が近い、という見かたが広がっている。道路特定財源の「三分の二再議決」を阻止するために、社民党の国会戦略を議論。

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11時から、雑誌「経済界」のインタビュー。日本のインテリジェンスの現状について語った。ピースボートで冷戦下の世界を回った経験から、「情報」が命であると骨身に染みていた。また、情報について政府があまりに鈍感であることにもよく驚かされた(なにせ、1992年にUNTACがカンボジアに入る際には、政府系組織の人が私に現地の状況を聞きにきたくらいだったのだから)。「情報公開のしくみを整えることで、重要情報への感度が高まり、組織の規律も正される」と答える。相次ぐ不祥事を受けて、秘密保護法制の策定が検討され始めている。情報公開のしくみが整わず、戦前の総括もされないままでは、いくら規制を厳しくしても意味がない。基本的人権など憲法との関係もまったく議論されていない。根本的なインテリジェンス議論を委員会でやるべきだ、と主張した。

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14時から「ビビンバの会(仮)」の第二回勉強会。二月の「怪しい訪韓団」(加藤紘一団長)参加者を中心に議員が参加。一回目は麗澤大学教授の松本健一さんに来ていただいて、ナショナリズムについて話をうかがった。松本健一さんは「過去の反省から九条を定めたように、『過ちを反省し改めることができる国』だと、子どもたちに誇れること」と、偏狭なナショナリズムに頼らない国民を豊かにする政治を提言。
この「ビビンバの会(仮)」の名づけ親(?)は、私だったりする。ソウル・明洞の食堂で、私が「このメンバーはごちゃませだね。あ、ビビンバだ」と言ったのがきっかけで定着した。この日は哲学者の梅原猛さんが講師。詳しくは明日のブログで。

16時30分より、社民党労働法制プロジェクトチーム。社民党の「労働者派遣法改正案骨子」がまとまった。早い段階で発表できるよう、みなで確認。土曜日には「反・貧困フェスタ2008」に参加し、多くの運動関係者から「早く社民党の案をまとめてほしい」といわれていたので、ホッとした。

引き続き社民党・政策審議会の全体会。三位一体の改革後の自治体財政の現在について話を聞く。
終了後、沖縄の集団自決をめぐる出版差し止め訴訟の判決について、支援する会を立ち上げて裁判を支えてきた服部良一さんから報告。いま映画「靖国YASUKUNI」の上映自粛を決める映画館が相次いでいる。一部国会議員が文化庁の助成の妥当性をめぐって、異例の「上映前試写」を要求したことなどが波及したのか。そうした空気のなかで、今回の裁判の判決はまっとうだった。裁判を闘った多くの方々の努力と、資料をきちっと読み込んだ司法の公正な判断。少しずつ積み重ねて、日本の空気を変えていきたい。

道路・ガソリン、防衛機密情報、ナショナリズム、労働者派遣法、沖縄集団自決訴訟をめぐる裁判・・・。今日も全面展開の一日だった。


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辻元清美ブログ


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