つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)

活動報告・国会質問・質問主意書

就任記者会見「交通基本法の次期通常国会提出をめざす」

2009.10.14

国会ブログ

10月14日。朝から会見の準備。
13時30分から熊本・荒瀬川ダムの問題で要請を受ける。
航空局と打ち合わせたあと、私鉄関係者と面談。
その後、大臣室で森田千葉県知事と面会。すごいメディアの数。
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三人とも以前から知っている仲で、今後羽田と成田を今以上に活用していこう、という認識は同じ。羽田・成田の両空港については一体的にとらえていくこと、互いに意思疎通をはかっていくことを確認。
その後私はすぐに就任記者会見。まずは一般紙の会見を15時30分から16時10分まで、その後16時20分から17時まで専門紙の会見。
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私は「強さとやさしさのある国交省をめざしたい」と抱負を話した。「強さ」では、アジアとの関係強化を見据えた航空・港湾戦略など、陸・海・空の運輸を見直していく。とくに日本海側の港湾には注目している。
「やさしさ」では、公共交通のトータルデザイン、「移動の権利」を確立するための交通基本法を、早ければ次期通常国会に提出したい。勉強会を立ち上げて副大臣主導でやっていきたい。
そういう基本の考え方で日本のトータルデザインを描きなおしていくと話した。
また、「内需のエンジン」と位置づける観光についても「不便の価値を大事にする国交省」を提案。それぞれの地域のよさを海外に発信していき、そこに地方空港を活用していきたい。そして、ターゲットをしぼる。私が考えているのはアジア、とくに中国だ。現在は観光ビザの規制問題などがあり、一省だけで対応できることではないので、観光庁を中心に各省で連携して仕組みをつくっていきたい。
90年代のアメリカを中心としたグローバリゼーションの時代、新自由主義的な考え方で日本も政治や経済を引っ張っていった時代もあったが、今回の政権交代で「共生」や「支えあい」へと方向転換が政治の各部門でなされている。そういう考え方にそった国交省の政策立案が必要なのだ。
会見を終えて副大臣室へ。会計課と打ち合わせした後、スケジュール調整を済ませて「鉄道の日」の式典へ。終了後、次の会合へ向かう。
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