つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)

活動報告・国会質問・質問主意書

安倍晋三総裁と丸川珠代議員の発言の撤回と謝罪を

2015.7.14

国会ブログ

7月13日に放映された自民党のネット番組「カフェスタ」で、安倍晋三総裁と丸川珠代議員が以下のように発言されています。

丸川議員 私たちは一生懸命、民主党の反対の中、法案を作ったのに、いざ政権を取ったらふつうに何の説明もなく使うということが起きているわけなんですよね。これはぜったいみなさんにぜひ忘れてほしくないことだと私は思ってます。忘れてならないといえば、あの世界一周の旅行のピースボート。あのピースボートに乗っていたのは、民主党の辻元清美議員でございますが、あのピースボートは、海賊が出る海域を通るときにたしか、自衛隊に護衛してくれって頼んで、自衛隊に守ってもらったんですよね。

安倍総裁 海賊対処のための法案を出したときも、民主党は反対でした。しかし実際にいざ危なくなると、助けてくれと、こういうことなんだろうなと思いますね。また、たとえば弾道ミサイル防衛のための法改正にも反対したんですね。しかし、政権時代に命令を発令して、彼らが反対した法律を使って自衛隊を出動させたということなんですが、ですからとにかく反対はしますがしかし、政権に就くと、説明はせずに実際自分たちが反対した法律を使うということかなあと思いますね。

 

私は、安倍総裁と丸川議員が示唆したようなクルーズには乗船しておりません。
また当該船舶への護衛を指示するなど、私が本件に関わった事実も一切ありません。

なお私は、1996年の衆議院選挙に立候補するにあたって、NGOの政治的中立性を保つ意味からも、ピースボートのすべての役職から退いています。現在の活動とも、一切の関係をもっておりません。

このようなデマやレッテル貼りに抗議し、当該発言の撤回を求めて、自由民主党・谷垣幹事長に文書を手渡しました。
(なお、丸川議員の発言を受けて一部メディアが記事を出しましたが、事実誤認を認めて記事を修正しました)

与党は明日の採決を強行しようとしています。議論がつくされていないどころか、議論すればするほど矛盾点が「増えて」いきます。こんな採決を認めるわけにはいきません。