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2013年11月6日 経済産業委員会

2013.11.6

議事録

辻元委員

社長、ダブルになっていて、本当に万全を期そうというのもこの報告書を見ましたらわかるんですけれども、三十二メートルから落下したとき、それは想定しないんだという発想ではなく、三十二メートルから落ちた場合にキャスクがどうなるのかということを実験していただきたいんですが、いかがでしょうか。

廣瀬参考人

三十二メートルから落とした実際の実験はしておりませんけれども、評価はして、解析して、その場合にどうしたことが起こるかということは十分評価した上で検討を進めております。

辻元委員

シミュレーションしたり、計算上いろいろ、どれだけの重力でというのを計算されていることはこれを見ればわかるんですが、私は、万一のことがあったらと、本当に一千五百三十三本の全てから水が抜けたことまで想定して、そのときの対応を当時は考えた。東日本全体に大きな影響が出る可能性があると言われていました。

田中委員長にお伺いしたいんですけれども、私はやはり、三十二メートルからキャスクを落としたときにどうなるかというのを実際にやってみるのが大事だと思うんです。いかがですか、委員長。

田中政府特別補佐人

三十二メートル、直接落下試験をやったことは聞いていませんけれども、実際には、そういう落下も想定して、下に相当のクッションを置いてそういった衝撃を吸収するようなことで、一般に使用済み燃料の取り出しというのは日常的に行われてきておりまして、大体その方法でやられるものということで、そういったことを確認させていただいております。

辻元委員

委員長、一般に行われているところと状況が違いまして、作業員の被曝の線量の問題もあります。非常に線量が高いところは、作業員が交代しながらの作業になるわけです。熟練している作業員の方々に一定の被曝量に達して働けない人も出てきている中で、状況が違うということ。そして、通常、共用プールへの移動というのは毎日毎日行うものではないわけです。しかし、一千五百三十三本を早く処理しなきゃいけないということで、毎日毎日、それも限られた被曝線量との闘いで、作業員がローテーションでやっていくことになるんです。状況が違うと思うんですね。

ですから、平常時は大丈夫であったとしても、落下しても大丈夫なように設置されているのであれば、一度でもいいから落下したときにキャスクがどうなるかというのを実際にやってみる。私は念には念を入れないとこれはだめだと思うんですが、委員長はいかがですか、必要ないと思われますか。

田中政府特別補佐人

今回の取り出しは、御指摘のように、かなり特殊な状況で行われるということですので、廣瀬社長にも、そういったことに対して十分に熟練した人材を充てるようにということは強く申し上げております。

落下試験をやることが必ずしも、本当にそれを模擬するかどうかということも、いろいろ状況にも、落下のあれもありますので、今までと同じような評価で私は十分ではないかというふうに思っております。