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2014年6月6日 海賊対処・テロ防止特別委員会

2014.6.6

議事録

辻元委員

この四つの条件をいじるということは、戦闘地域でも医療活動をしに行けるようにしようとか、それから、武器弾薬を今まで運べなかったものを運べるようにしようとか、そういうように変えていこうということも含むと思われますが、武藤さん、いかがですか。

武藤政府参考人

あくまで先ほど述べましたような問題意識のもとで、これを今、政府としての考え方も与党協議の中に御説明をしまして、また与党の中で今御協議をいただいているということでございますので、その結論等を予断するということは差し控えたいと思います。

辻元委員

この議論は、本委員会ではありませんでしたけれども、この間ずっと、国際協力隊、PKOを送るときも、それからイラク特措法のときも、ずっとやってきたんですよ。そして私も、実際、そこで何回も質問してきました。

なぜ区切っているかといえば、この歯どめは絶対外せないはずなんです。なぜかといえば、例えば、医療品を運んでいます、食料や水を運んでいますと言っても、戦闘地域に入った途端に、武器弾薬を運んでいるのか、武装した兵士を運んでいるのか、医療品を運んでいるのなんか、外から見たら、相手から見たらわからないんですよ。この議論、ずっとやってきたんですよ。メディカルと書いてあっても、では、敵というか相手は、メディカルと書いてあったら許してくれるか、そんなはず絶対ないわけですよ。だから、この一線は外せない。

太田大臣にお聞きしたいんですけれども、例えば、私、これはずっと言っているわけですよ、水とか食料とか、うちはメディカル運んでいますから、いい子ですから、攻めないでね、撃たないでね、戦闘地域に入った途端、そんなことは私は通用しないと思うんですね。いかがでしょうか。この点だけで答弁は結構ですので、いかがでしょうか。

太田国務大臣

まさにその辺のことを今お話を与党の間でしているところですから、私がここで答えることは公明党所属の議員としては適当ではないと判断をします。

辻元委員

私は何も見解を聞いているわけではなくて、水とか食料を運んでいるからといって、戦闘地域に近づく、または入ったら、それは武器弾薬を運んでいようが何しようが、同じように攻撃の対象になりますよと。一たび攻撃の対象になったらどうなっていくか。戦闘するんですよ。

例えばイラク戦争とアフガニスタンの戦争も、実際はサマワでとまった。これは、憲法九条のもとで非戦闘地域と戦闘地域というこの分け方をしたから、サマワでとまったんです。それを、戦闘地域まで行ったらどうなるか。イラク戦争の場合ですと、二〇〇三年の三月に始まって二〇一一年の十二月まで戦争しているんですよ。

一たび、これは戦闘に巻き込まれるんじゃないんです、戦争に入っていく、後方支援というのはロジスティックサポートで、戦闘地域に入った途端にこれは戦争の一環になる。これは小野寺防衛大臣にお聞きしたいですが、ロジスティックサポート、後方支援というのは戦闘行為の一環である、軍事常識でいえば、そういうことでいいですね。

小野寺国務大臣

一般的に、後方支援というのは、作戦部隊に対する補給、整備、輸送等の活動を示す概念であるということであります。

この活動をどのように捉えるかというのは、そのケース、ケースによって違うと思いますので、一概にお答えすることはできないと思います。