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2014年6月6日 海賊対処・テロ防止特別委員会

2014.6.6

議事録

辻元委員

その問題提起は成り立つんですかね。矛盾していないですか。

湾岸戦争のときに、仮に、自衛隊が機雷の除去、遺棄機雷ではなくて、行っていたとしたら、これは武力行使を目的として派遣していることになるんじゃないですか。どうですか。

岸田国務大臣

その例につきましては、現状の憲法解釈においては、我が国として対応することはできないと考えております。それについてどう考えるのか、問題提起をされたものだと承知をしております。

辻元委員

これは解釈を変えてもできないと思いますよ。

では、ちょっとお聞きしたいんですが、太田大臣にお伺いしたいんですが、過去に、海上保安庁が機雷の掃海に出て被害が出たということがあると思いますが、その事例を教えてください。

佐藤(雄)政府参考人

お答えします。

海上保安庁は、昭和二十五年六月に発生いたしました朝鮮戦争におきまして、当時、米国からの要請に基づき、同年十月から十二月にかけて朝鮮半島沿岸部の掃海作業に従事いたしました。その際、掃海船二隻が機雷に接触するなどして沈没し、死者一名、負傷者十八名が発生いたしました。

辻元委員

国会で、これについてこういうやりとりがありました。掃海艇が粉砕、撃沈いたしまして、一名の死者、また十八名の負傷者も出す事故が発生しております。要するに、海上保安庁の職員が米軍の指令に基づいて従事した結果、こうなったということでございます。

このときは、随分昔の話なんですけれども、機雷の除去というのは、通常、戦闘が行われているときに余り行かない。それは要するに、湾岸戦争のときも、行っているのは、実際にサウジアラビアが自分の領海内の機雷の掃海とか、それからイギリスとアメリカが、これは陸上でも戦闘していますので、戦闘中に機雷の除去、これも内容はなかなかよくわからないと外務省がおっしゃっています。普通は停戦合意してから機雷の除去に行くんです。機雷をまかれたらどうすんねんという話がありましたけれども、それが戦場の割合常識だと思います。なぜかといえば、機雷の除去というのは非常に、戦闘中にやるということは攻撃も受けます。

小野寺防衛大臣にお聞きします。

戦闘が継続中に自衛隊を機雷の掃海のために送って、そして今のように被害が出る、撃沈される、そうしたらどうしますか。引き返すんですか。さらに、撃沈されたじゃないか、許せぬと言ってさらに戦闘に突っ込んでいくんですか。どちらですか。

小野寺国務大臣

防衛省・自衛隊としては、さまざまな事態に適切に対応できるよう万全を期していきたいと思っております。