つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)

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2006年5月30日 安全保障委員会

2006.5.30

議事録

北原政府参考人

先生は、岸壁をイコール例えば港といいますか港湾施設と考えて御質問をされていらっしゃるかもしれませんが、私どもが代替施設で考えておりますのはあくまでも桟橋でございます。しかもこれは、今回つくります普天間代替施設、そこに離発着するヘリコプター並びに小型の輸送機等に油を供給するための桟橋でございます。

辻元委員

二万トンの船が着けられる。例えば、軍事関係で、揚陸指揮艦ブルーリッジ級というのが大体一万九千トンぐらいなんですね。それから、よくミサイル巡航艦のタイコンデロガと聞きますけれども、これで九千九百トンですよ。ですから、一たびつくると、それがどのように使われるかということは保証がないというふうに私は非常に懸念しておるわけです。

そういう中で、もう一点、この桟橋の機能に桑江タンクの代替機能を持たせるという予定はありますか。

北原政府参考人

御答弁申し上げます。

今、桑江のファームのお話があったと思いますが、それは、現在普天間の飛行場がそこから油をもらっているということを念頭に置かれた御質問だと思います。

したがいまして、我々といたしましては、今後、普天間代替施設につきまして、貯油施設をどうするかといった問題がありますが、この点につきましては、現在は米側と調整をしていくという状況でございます。

辻元委員

やはり何を聞いても、調整していく、桟橋の長さもわかりませんと。これで地元と何を協議するのかということは、私だけではなく、地元の皆さんが一番深刻に考えていらっしゃる点だと思います。

もう一点お伺いしたいんですが、すべての代替施設の埋立面積はどれぐらいになるとお考えですか。

北原政府参考人

御答弁申し上げます。

普天間代替施設の埋立面積につきましては、先ほど来申し上げておりますけれども、これから具体的な計画を策定する中で決定してまいりますために、現時点においては確たることは申し上げられません。

辻元委員

そうすると、地元の皆さんと何の話し合いをしているんですか。具体的にお答えください。どういう説明をしているんですか、この代替施設について。いかがですか。