石破国務大臣
いわゆる沖縄の密約につきまして私がお答えをする立場にはございませんが、政府として、密約というものが存在をしたというような認識に立ってはおらないところでございます。
それから、後段の御指摘は、本当に私はそうだと思うところがたくさんありまして、誤解する人が多いのですけれども、情報公開というのと機密保全というのは本当にコインの表裏なのですよね。
そういう認識に立った場合に、どういうような情報を公開するか、そして何年たったら公開するかということは、今後、公文書館の担当大臣も決まりました、いろいろな省庁と議論をしていく上において、どのような情報をどれぐらいたったら公開すべきか、そして、ずっと公開できないというものがあるとせば、それはどういう基準に基づくものであるのかということは、国民から負託を受けている行政府としてきちんとした基準は明らかにしなければいけないということについては、私も同感でございます。
政府の中でこれから公文書の管理をどうするか、そういう議論が進捗をいたしますので、そこにおいて、そのような問題意識というものは私も発議、提起をしていきたいというふうに考えております。政府としてこのような方針で臨むという確たるものが現在あるものでは当然ございません。
辻元委員
この情報の問題は防衛省にとって非常に大切だと思いますので、今後も引き続き議論していきたいと思います。
終わります。