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2013年4月15日 予算委員会第1分科会

2013.4.15

議事録

辻元分科員

そうすると、その輸送の安全はその当事国が責任を持って行うという理解でいいですか。

小野寺国務大臣

今回の隊法の改正を含む自衛隊の輸送の問題ですが、これはあくまでも、必ず輸送するということではなく、輸送がどうしても必要だということで外務大臣の方から要請があり、そして協議の上対応するということですから、その前提として、外務省からさまざまな情報の提供もありますし、私どもとしてその内容を精査の上対応するということになると思っております。

辻元分科員

外務省からの要請で対応していく、外務省というか外務大臣からの要請と。

ということは、例えば仮に何か大きな問題が起こったときに、今回は自衛隊を陸上に派遣するかどうか、決めるのは外務大臣ということになるんですか。自衛隊に要請ということですから、今回の案件はそうしようというのは外務大臣が決めるということでよろしいんでしょうか。

小野寺国務大臣

この自衛隊法の中で規定されておりますのは、外務大臣の要請を受け、防衛大臣が決定をして下令をするということになると思います。

辻元分科員

いろいろなNGOの人たちの話を申し上げましたけれども、私、一年生のときから安保委員会に所属をしておりまして、いろいろな紛争地の議論も歴代の防衛大臣と続けてまいりました。

そこでも何回か申し上げたことなんですけれども、私自身、まだポル・ポト派がいるというカンボジアで、一九八五年に初めてカンボジアに入っておりますので約三十年ぐらい前で、日本人はほとんど、数人しかいなかったというときでした。そのときも日本の援助団体は何団体か行っておりましたが、実は渡航自粛が日本政府は出ていた時期なんです。しかし、人道支援というのは渡航自粛が出ているところにも、やはり各国行っているわけですね。

その後、八〇年代、何回も行っていたわけですけれども、目の前で銃を撃たれたことも実はあるんです。そのときは団を連れておりまして、私は責任者の一人でしたから、一番先頭で、車をとめられたときに交渉に当たるわけなんですけれども、民兵を連れていたんですよ。しかし、トランシーバーで交信しながら行くわけですが、民兵は全部隠したんですね。後ろに下がれ、下がらせてくれと。じゃないと、相手がもしも撃ってきたときに反射的に構えてしまうわけなんですよ。抜きますからね。

それが小競り合いになるというのは現場でみんなよくわかっていて、カンボジアサイドの非常に有能なコーディネーターの方についてもらっていましたので、私たちは援助活動だということで、それは空に向かっての威嚇射撃でしたから、その日、ちょうど私は誕生日だったんですけれども、ちょっと怖かったです。私は誕生日の日に死ぬのかしらと一瞬思ったんですけれども、撃つんやったら足を撃ってとか一瞬に思うんですよ、ほんまに。でも、そのときに、武器を持っている人は全部隠したんです。これは、私たちが現場に行っているときには、ある意味、鉄則みたいになっていまして、じゃないと、物すごい広がっていくんです、いざこざが。

ですから、武器を持っている人たちが一緒に活動しているから安全というわけではない、そういう現場感覚も私は大臣にも共有していただきたいと思うんですが、いかがですか。

小野寺国務大臣

当然、邦人の輸送ということになりますから、輸送が安全にできるというところが前提ということになります。そしてまた、私どもとしても、目的は邦人の安全な輸送ですので、決して武器使用が前提となってということではありませんので、そこは、外務大臣から要請があった場合、当然、外務省と協議をして、その中で最終的に、輸送を任務として請け負うか、あるいは、任務として担った場合でも現地の情勢がどうか、さまざま検討しながら進めることになるんだと思っております。