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活動ブログ

まっとうな審議を尽くし、疑惑を闇に葬らないために

2018.4.20

国会ブログ

次々に噴出する不祥事の数々。今週、そして今日も、さまざまな事柄が起こり、大きく揺れ動きました。

今日のできごとを中心に、今週の動きをあらためて振り返りました。


今日午前中開催された、野党6党合同集会にて

●セクハラ疑惑 次官の辞任で闇に葬るな

週刊誌の報道をきっかけに、霞ヶ関の最強官庁のトップが辞任を表明するという事態が起こりました。

しかし、当の財務省事務次官は、自身と思われる音声まで出ているのにもかかわらず、なんと未だにセクハラを認めていません。
4/23の火曜朝の閣議決定で政府が次官の辞任を正式に了承すれば、そこから先、彼は民間人。そして、一連のセクハラ疑惑は国家公務員に対する懲罰対象にならず、5000万円以上とも言われる退職金も満額支給されることになります。

私たちは政府が単に次官を辞任させて問題をうやむやに終わらせるのではなく、政府がしっかりと調査するべきだと求めています。

そんな中、さらなる問題発言が麻生財務大臣から飛び出しました。

週刊誌の報道によれば、4月12日に開かれたとある懇親会で、記者に次官のセクハラ疑惑について問われ「だったらすぐに男の番記者に変えればいいだけじゃないか。被害を受けたという女性記者は、ネタをもらえるかもってついていったのだろ。触られてもいないんじゃないの」といった発言をし、「それもセクハラ発言です」と指摘した記者に、さらに「だから次官の番記者をみんな男にすれば解決する話しだ」と答えたというのです。

これが働き方改革と女性活躍を謳う政府の副総理の発言でしょうか。
事実なら即刻大臣辞任です。
私たちは本当にこのような発言があったのか調べるよう、政府与党に要求しました。

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●柳瀬元首相秘書官と愛媛県職員らの面会を裏付けるメール、文科省から発見


本日文部科学省が公表したメールのコピー(赤枠は辻元清美事務所による)

メール文面をPDFで見る

加計学園獣医学部新設をめぐり、愛媛県や今治市と「記憶の限り会っていない」と供述していた柳瀬唯夫元首相秘書官。
しかし面会したことを裏付けるメールを、4月20日、文部科学省が公表しました。柳瀬氏は嘘をついていた可能性が高いことになります。
またもや、疑惑を裏付ける資料が文科省から発見され、内閣府からは出てこないというお決まりのパターンです。
幼稚な嘘やあからさまな隠蔽を、断じて許すわけにはいきません。

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●不祥事が続く中で旅立った日米首脳会談で得られた成果は?

追い詰められると外交でポイントを稼ごうというのが安倍総理の常套手段。しかし今回は目立った外交的成果が得られていません。報道を見ていると、アメリカサイドにも“そろそろ安倍政権も終わりか”という空気が流れている印象すら受けます。

安倍総理は今回の首脳会談に際し、日本の記者から「アメリカの兵器を買うことになるのですか」と問われたものの、その質問に答えませんでした。しかしトランプ大統領は首脳会談後の共同会見で、安倍総理に兵器購入を露骨に迫ったのです。もう、安倍政権では政治を前に進めることはできません。

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●正常な国会審議を成立させる責任は政府与党にある

金曜から国会はすべての審議が止まっています。

与党の中には、野党が審議拒否をしているという人もいますが、違います。

私たちは、柳瀬氏の証人喚問をはじめ、真っ当な審議を通して真実を明らかにしたいという姿勢をずっと通してきました。それは、立法府には行政監視という大事な役割があるからです。
しかし政府がこれだけ隠蔽、ねつ造をくり返すようであれば、もはや言論のやりとりは成立しません。これが審議が止まっている理由です。
野党の姿勢に対し、与党は4月23日に予定されていた、政府の予算委員会集中審議を見送ることにしました。野党が審議に参加しない中で、自分たちだけで進めることはフェアではない、つまり私たちの主張を認めたということです。
まともな状況に戻す責任は、政府与党にあります。

今の状況が、アメリカのウォーターゲート事件に相当するような、日本の戦後政治の最大の汚点になる可能性もあると私たちは思っています。

野党6党で力を合わせ、徹底追及していきます。