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プーチン大統領の北方領土問題棚上げ発言、災害対応など、山積する課題に対し臨時国会開催を再度申し入れ:ぶら下がり会見要旨

2018.9.14

ー野党国対委員長会議での確認事項から教えてください。

まず、国民民主党の人事があり、原口一博・新国対委員長との顔合わせがありました。

それと、一昨日の「東方経済フォーラム」での、プーチン大統領の無条件平和条約先行という発言について。我々は看過できないということで、どう取り扱うかを話し合いました。

そして、すでに申し入れをしている文科省の複数の幹部が逮捕されている問題と、経産省の公文書の取り扱いを巡る逆行するような動きの問題、それから、北海道電力のブラックアウトの問題、さらには厚労省の障害者の水増し雇用の問題等です。

これまで閉会中審査を求めてきたことを、政府が無視し続けているのに加え、今回日露の問題も加わったので、やはりまとめて予算委員会を閉中審査できちんと開くようにと申し入れをしました。

予算委員会については、佐川氏の偽証罪の理事懇での回答もまだですから、まずは理事懇を開催していただく。

一つ一つがとても大きな課題ですから、閉会中であろうとも、また、自民党の総裁選をしていようとも、それらの問題はしっかり国民に対して説明をし、国会で審議をすべきだということで、総理も出席の上で予算委員会を開催することを要求しました。

そしてもう一つ。
災害特については、11日に理事懇を行いました。それを受けて委員会も正式に開くべきではないかと。

そこで、政府の災害対応全般について、質疑を公の場でするということも申し入れをしました。

回答は全て「検討させていただく」ということでしたので、答えを待ちたいと思います。

ー改めて、プーチン大統領の発言等に対する総理の対応については。

プーチン大統領の発言は看過できません。
日本の姿勢を理解しているはずなのに、ああいう発言を、習近平主席をはじめ多くの人がいる前でされるということは、看過できない。

※ 「東方経済フォーラム」でのプーチン大統領の日露関係に関する発言要旨はこちら(読売新聞ニュース)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20180912-OYT1T50086.html

しかしそれに輪をかけて、日本の総理大臣が何の反論もせず、ただ言われっぱなしというのは、さらに看過できないと思うんです。一国の総理として、ちょっと情けない感じがしています。

ですから、プーチン大統領とどういう話をしてきたか、国会の中でどうするつもりか、そういうこともきちんと詰めないといけないと思っています。

私は1年半ぐらい前に予算委員会でも取り上げたんですが、今までの総理は、日露の合意事項において、きちんと四島の名前を文書に明記させてきたんです。ロシア側のロシア語の文書にも、日本語の文書にもです。

しかし安倍政権になってから、日本語の文書には四島の名前が明記されてるけれども、ロシア語の文書には四島が抜けて、「南クリル」としか書かれなくなった。

そして、両首脳がいろんなことを合意しても、両首脳のサインがないのです。

今までの歴代の総理は四島をきちんとロシア語でも入れさせ、かつ、両首脳のサインの合意文書を作ってきたわけですが、それがない。

外交で点数稼ぎをしようとしているのが、逆に足元をすくわれてるのではないか、国益を損ねているのではないかというように思います。

この日露の問題を皮切りに、安倍政権の今の外交というものをしっかりと国会で審議をしていくということは、私は日本の国益を守る上でも非常に重要だと考えています。

—前回申し入れた補正予算と臨時国会については

それも要求しました。
一部報道では、二階さんが補正予算を早く指示すべきだとか1兆円という数字も踊っていますが、(森山委員長は)「そんなのは知らない」の一点張りでした。
改めて、補正予算を早く指示すべきだと申し上げました。

—先ほどの申し入れでは、まず衆議院の予算委員会の開催を求めたのか

はい。問題が多すぎるので、まず予算委員会でまとめてやるべきだと。
特にこの日露の問題は総理と議論をしなければ、わからない部分がありますので、しっかり総理大臣に説明を求めたい。