辻元清美 official website

活動ブログ

安倍総理の休校要請に、野党で申し入れを行いました

2020.3.2

国会ブログ

突然の安倍総理の「全国一律休校要請」に波紋が広がっています。
立憲民主党は大規模な財政措置を求めるとともに、他の野党と共同で申し入れを行いました。

〇2020年2月28日 新型コロナウィルス対策における学校休業に関する申し入れ<添付>
〇2020年2月29日 安倍総理会見を受けて(立憲民主党・逢坂誠二政調会長コメント)<添付>

 

そして本日3月2日から予算審議は参議院に移り、新型コロナウィルスへの政府対応をめぐり、野党は厳しく追及しました。

立憲民主党・福山幹事長は、2月27日の全国の小中高校などへの休校要請について、2日前の2月25日に政府が発表した「基本方針」に触れられていないことを指摘。政府内での決定過程がどうなっていたのかを質問しました。これに対して安倍総理は「直接、専門家の意見を伺ったものではない」と答弁し、疫学的根拠がなかったことを明らかにしました。この2日の間に新しい「エビデンス(根拠)」があったかどうかについてはお答えになりませんでした。

蓮舫議員は、2月29日の総理記者会見が36分で強制終了したことについて、「ジャーナリストの江川紹子さんが『まだ質問があります』と挙手をしました。なぜ答えなかったのですか」「36分間の会見を終わってその後すぐ帰宅しています。そんなに早く帰りたかったのですか」と質問。総理は「広報官の方で(質問を)整理している」「質問の通告をあらかじめ頂いているのは、幹事社の方々からは頂いておりますが、それ以外の方々からは頂いていない」と答弁しました。記者は国民の知りたいことを代弁して聞いているのです。だいいち、外部の記者がどうやって「事前通告」を? この答弁には総理自らあの会見が「ヤラセ会見」だと認めたのでは、と批判の声が広がっています。

そして、学校に休校を要請する一方で学童保育は「原則開所」としたことについても蓮舫議員は「なぜ子どもの居場所で線引きしたのか?」と鋭く追及。

 

私は本日、地元の学童保育を訪れて現場のお話しを伺いました。以下、支援員の方々の声です。

○安全指針や物品(マスク、石鹸、消毒液)の充分な配布もなく、濃厚接触を避けられない学童保育室に登室している子どもの中には、「切り捨てられている」と感じて不安定になったり、突然の環境変化に体調を崩す子どももいる。
○そもそも普段の保育においても、待機解消が重く置かれて環境整備が行き届いていない。そんななか、がまんを強いられているのは子どもたちである。
○今回の要請に、小さな子どもがいる指導員は困っている。
○とにかく人手が足りない。本来学童保育は放課後なので、アルバイトの支援員さんの中には午前中の他の仕事をキャンセルして出てきている人もいる。
○「非常事態」の対応を強いられている支援員は低賃金、低所得の非常勤職員である。重責に見合った処遇を検討してほしい。

 

与野党で力を合わせてこの難局を乗り越えていかねばなりません。しかしそのためには、政府のきちんとした説明が必要です。引き続き求めて参ります。