つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)

活動報告・国会質問・質問主意書

「政局」より「政治」を

2012.6.1

国会ブログ

早朝から夜まで、会合、会合。宿舎で寝るだけ・・・。アカン!こんな生活では・・・
忙しすぎてホームページが更新できないのも気がかりだ。
さて、野田首相が小沢一郎元代表と会ったとか、決裂したとか、そんなに大騒ぎすることかしら?政治の場では今すぐ取り組まなければならない事ばかりだ。
衆議院では「国土交通委員会」の理事を務めているのだが、前田国交大臣の参議院での問責決議のあおりで委員会が開かれていない。トンネル事故、竜巻、高速ツアーバス・・本来ならば委員会を開いて審議しなければならないのに、事故で死者が出ているのに・・。国交委員会開会に自民党が反対して議論ができないのだ。自民党には「職務放棄をするな」と言いたい。
「社会保障と税の一体改革」以外は、「憲法審査会」だけが、毎週、ガンガン開かれている。5月31日の憲法審査会では、「憲法9条」について議論。関心が高く、傍聴席も満員。久しぶりに自民党の石破茂・元防衛大臣と私の激論になる。お互い、20年近く、安保政策で激論を闘わせてきた。自衛隊出身の中谷元・元防衛庁長官も「参戦」しヒートアップ。
「若手」の時は元気な「ツッコミ型」でよかったが、「中堅」になると各方面の実務を積むことが政治家の幅を広げることになる・・・と努力!努力!の日々だ。
どんどん仕事が増える理由は、民主党の国土交通部門会議座長に就いたから。自民党政権時代は国交部会長と呼ばれ、田中角栄氏など建設族や道路族と言われた重鎮が権力をふるったポジション。もちろん、私は「利権」とは無縁。「市民派」の自分流で仕事をしている。 ①「災害に強い国土づくり」②「スマートシティー(省エネタウン)づくり」そして③「観光立国づくり」に力を入れている。
 
「脱原発ロードマップを考える会」では世話人に。大事故を起こし、どんどんたまる使用済み核燃料の処理方法も定まらない中、原発にたよらず自然エネルギーにシフトしていかざるをえない。ドイツは10年以内にすべての原発を停止することを決めた。「脱原発」とスローガンだけではなく、その道筋を作る作業だ。自然エネルギーへの投資などについて各産業界との話し合いも始めた。
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「社会的包摂プロジェクトチーム」は京都の福山哲郎会長、私が副会長を務め、若者の仕事づくりや社会的に弱い立場の人たちへの支援と自殺防止対策をNPOの人たちとともに進めている。
 
「休暇のあり方プロジェクト」では有給休暇を取りやすくすることと秋にゴールデンウィークのような大型連休がつくれないか、検討開始。
「森林・林業調査会」では国産材を使った家作りや森林の再生のための人材づくりを始めた。
 
超党派の活動では、「NPO議員連盟コンビ」の自民党の加藤紘一議員とともに、公明党の斉藤哲夫会長のもと、在外被爆者の方々に援護法適用を実現させる活動も進めている。先日もアメリカ・ブラジル・韓国・台湾などから被爆者の方々が来日し厚労省と協議をしている。
 
日米・日韓・日中などの友好議員連盟では超党派のメンバーで各国の方々との定期的な意見交換も行っている。
 
1週間があっという間。私たちは「足の引っ張り合い」ではなく「仕事をする」ために国会に送られていると肝に命じて、コツコツやっている。