たいへん厳しい選挙が終わりました。民主党への逆風、維新の会の乱気流のなか、大激戦でした。
接戦の結果、小選挙区では破れましたが、比例区当選し、再び国会に戻していただきました。
高槻・島本で投票に行かれた有権者の３分の１、６万５４１１人の方々に「地域の代表は辻元清美」と書いていただいた結果です。そして島本町では、私の得票が維新の候補者を上回りました。大阪の全市町村のなかで、選挙区で維新に勝ったのは島本町だけです。
「辻元さんに投票するため、おじいちゃんを連れてきたよ」と声をかけて下さった老夫婦。「おいくつですか？」と杖をついたおじいさんにたずねると「103歳」と。
自転車で投票所の学校から出てきて「大阪は維新、維新と流れていったけど、なんだかこわい」と私の手を握りしめた女性。
「国防軍」を主張する自民党の安倍総裁、「核武装のシミュレーション」を認める日本維新の会の石原代表。「憲法改正・タカ派」のオトコ達。
タカばかりでは日本が危ない。しっかり「ハトの力」を強めないと。「ハトを殺さないで」という私の訴えに涙が出たと共感してくれた男性。
「原発ゼロに向けて舵を切り、私たちの社会や生き方も見返す選挙だ」とどしゃぶりの中の最後の演説に、「子どもの未来のために原発が心配」と訴える若いカップル。
私は、多くの期待を寄せていただいた方々の一粒の「希望の種」となる決意です。
一方、今回の結果と民主党に対しての厳しいご意見もしっかり受け止めて、いちからたてなおしていきたいと思います。
私は、「強い国」より「あたたかい国」を目指して、大阪女のど根性で、これからも「はっきり発言、きっちり仕事」で地域から生活密着で社会を変えるため力を尽くしてまいります。これからもよろしくお願いいたします。