つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)

活動報告・国会質問・質問主意書

前代未聞の暴走国会! 安倍政権が変えようとしているのはこの国のカタチだ。

2013.12.5

国会ブログ

問題だらけの「特定秘密保護法案」が”凶行”採決されようとしている。
今国会で何が何でも法案を成立させようする安倍政権の暴走は、エスカレートする一方だ。
どれだけ主権者をないがしろにするのか。
今国会の後半、にわかに加速した法案可決の動きに対し、私も必死に奔走している。
11/21の立憲フォーラム主催「特定秘密保護法案反対」院内集会では300人がつめかけた。夕方からは日比谷野外音楽堂で大集会、その後デモをおこなった。
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他にも平和運動団体や宗教者ネットワークなど、市民団体の反対集会も可能な限りはしご。週末は地元・大阪府高槻市の商店街で街頭演説。
今週は野党7党で一致団結して街頭演説に連日立ち、反対を訴えている。
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そんな中、11/28(木)には立憲フォーラムでノンフィクション作家の保阪正康さんをお呼びし、勉強会をおこなった。
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その中で保阪さんは
「安倍政権は東條英機政権よりひどい」とおっしゃっていた。
あの時代のほうがまだ政治のタガがあったと。
保坂さんは領土問題に言及したご著書も多数出されている保守派の論客だ。その保阪さんをしてもそう断言させるという事実。安倍政権はもはや完全にタガが外れてしまったのだ。
昨日は埼玉で地方公聴会が開催されたが、共産党以外の野党は欠席。
これに対して、「絶叫デモはテロと変わらぬ」とブログに書いた自民党の石破幹事長は「公聴会に対して野党が非協力的なのは、国民の声を聞こうとしていない」と発言。
何をいっているのだ。私は激怒した。
前日の夕方に公聴会の開催を強行採決するという無謀きわまりないスケジュール。国民への傍聴の周知も、公述人の準備もままならないセレモニー。
こんな会合が”公聴会”などと言えるのだろうか。
国民の声を聞こうとしていないのは与党ではないか。
そして、朝4時まで開かれた参議院の本会議で、与党は民主党の水岡内閣委員長、大久保経産委員長の解任決議案を出し、賛成多数で可決した。通常ならば、野党の間で新たな委員長が後任に選ばれるが、あろうことか与党が委員長ポストを奪ったのだ。通信社の速報すら「極めて異例な事態」と報じた。
私は、安倍政権の本質がこの法案に象徴されていると考える。
安倍政権は、戦後民主主義というこの国の基本的な枠組みをぶち壊して、日本をまったく別の国にしようとしているのだ。
いま安倍総理の暴走に加担している与党議員たちは、自分のやっていることの意味がわかっているのだろうか。
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いまも、参議院で激しい議論が続く。与党は今日中の採決をめざして突っ走っている。国会内外の力と知恵を集めて、なんとしても採決を阻止します!