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2014年6月6日 国家安全保障に関する特別委員会

2014.6.6

議事録

本日は、集団的自衛権の行使について質問をさせていただきます。

まず、大臣にお伺いしたいと思うんです。

五月十五日に安倍総理が、集団的自衛権の行使容認について記者会見をされました。その中で、まず、安全保障に臨む姿勢としてこういうことをおっしゃいました。起こり得るかもしれないということについて、それは絶対にあり得ないということを言い切れるんですか、私は、それは極めて政治家として無責任な態度だと言わざるを得ない、そして、何らかの事態があり得ないというのは、それは全く、いわば現実から目を背けているダチョウの論理に近いわけでありまして、起こってもらいたくない論理には目を背けるということでありますとおっしゃったんですね。

ですから、あらゆる事態に備えるということで今回の集団的自衛権の行使の提起をされていると理解しているんですが、防衛大臣も、日ごろ防衛行政に携わっておられまして、同じ思いでしょうか。

小野寺国務大臣

安倍総理が基本的な方向性という形でお話をされたのは、我が国の国民の生命と財産をしっかり守っていくということの前提の中で、何が今後必要なのかということの議論をする必要がある、こういう問題については真っ正面からやはりしっかり考えていく必要があるのではないかと。その中で、現在の法制度の中で考えられること、そしてまた集団的自衛権の議論について、これを研究するというお話がありました。その方向性について、これはまず与党間で協議をしていただき、最終的には、もし協議が成り立てば、国会の中で、さまざまな法改正の中で審議をいただくという、そういう方向性をお話しされたと思いますので、決して何か決めつけたお話ではないと私は理解をしております。

辻元委員

その中で、厳しい安全保障状況ということで、特に北朝鮮のミサイルの問題をおっしゃいました。北朝鮮のミサイルは、日本の大部分を射程に入れています、東京も、大阪も、皆さんの町も例外ではありませんと、厳しい状況を認識しているということもおっしゃったんですね。

そういう中で、きょうは集団的自衛権の行使について幾つか質問したいと思います。

まず、法制局長官にお伺いしたいんです。

集団的自衛権を行使する、この言葉の意味するところは、日本が、交戦状態にない他国に対して、我が国への攻撃がないにもかかわらず軍事行動をとるということでよろしいでしょうか。

横畠政府特別補佐人

集団的自衛権を行使するということは、我が国に対する武力攻撃が発生していない場合において、他国に対する武力攻撃が発生したという前提で、自国と密接な関係にある他国に対する当該武力攻撃を我が国が実力をもって阻止する、武力を行使するということでございます。

辻元委員

法制局長官にお聞きしますが、ということは、日本が自分の国が攻められていないけれども武力行使をした場合、相手国から見た場合、これは、日本から先制攻撃を受けた、またはその国と交戦状態になる可能性があるという理解でいいですか。

横畠政府特別補佐人

先制攻撃という御指摘は当たらないと存じますが、国と国の関係におきまして、いわゆる戦時の国際法というものが適用される関係になるのではないかと理解しております。