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2008年11月27日 安全保障委員会

2008.11.27

議事録

170-衆-安全保障委員会-2号 平成20年11月27日

辻元委員

社会民主党の辻元清美です。

私は、田母神前航空幕僚長問題について質問をしたいと思います。

航空自衛隊のトップが、政府見解と異なる歴史認識や、それから憲法尊重擁護の義務があるという立場にもかかわらず、憲法に反するような発言を公然と繰り返してきた、これは私は、大臣、日本にとって深刻な問題だと考えています。それは、シビリアンコントロールの不全、それから任命責任の問題、そしてさらには、自衛隊内でどのような教育が行われてきたのかということに対して、日本の国民だけではなくて、このことはワシントン・ポストなど世界で報道されておりますので、国際的に不信の目が向けられている。これをしっかり、この問題の核心はどこにあるのかということをえぐり出して、そして検証して、二度と起こらないようにするということが日本にとって非常に大事なことではないかと思います。私は余り国益という言葉は使わないんですけれども、国益を害していると思いますね。

ですから、きょうは大臣に、特に教育がどうあったのかという検証について中心に質問をしたいと思います。

まず、大臣は、十一月二十一日の記者会見で、国家観、歴史観、これは統合幕僚学校の講座に二〇〇三年から設けられ、現在も続けられていると言われている、この講師の選定について質問を記者から受けて、このようにお答えになっております。「これが適切であったと判断することはなかなか難しいのではないかと考えているところであります。」とお答えになって、適切であったと判断することは難しいとお考えになった理由はどういう点にあるんでしょう。

浜田国務大臣

いやいや、これはもう既にお名前も公表させていただいていますし、その講義の内容等々も含めて見てみれば、極めて同じ考えの方が大分並んでいらっしゃるということを、これは見た段階でいろいろな御指摘を受けているわけでありますので。ということは、これは適切だったのかなと言われれば、ちょっとこれは適切ではなかったかなと思える、思っても仕方がないというふうに思ったところであります。

辻元委員

今、同じ考えのような方々とおっしゃいましたけれども、どんな考えの方々だと大臣は認識されていますか。

浜田国務大臣

その意味では、極めて右というか、そちらの方に偏っておられるかなという感じにとられても仕方がないということでございます。

辻元委員

右と左の線引きが難しいんですけれども、右というのは、具体的に言いますと、大臣はずっと村山談話を踏襲するとおっしゃってきましたけれども、歴史認識についていわゆる自虐史観というような言葉がよく出てきますけれども、この村山談話を否定している、または批判しているというような意味で右とおっしゃったんですか。右って何ですか。