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2013年4月15日 予算委員会第1分科会

2013.4.15

議事録

辻元清美です。

きょうは、防衛大臣、よろしくお願いいたします。

私は、本日、海外の邦人保護を強化する自衛隊法改正などの検討状況について、特に車両による陸上輸送を認める方向で御検討なさっているという話を伺いまして、それについて質問したいと思います。

といいますのも、私はNGO出身でして、私たちの仲間も、特に今、紛争当事国であったり、人道支援をしに行ったり、さまざまな人が活動しております。私自身も、そういう現場に入っていったこともございます。

そういう中で、今まで自衛隊は、何か邦人に問題があったときは、空港または港まで迎えに行くというか、行くことができますけれども、これが陸上にということになると、随分様子が違ってくるように私は自分の現場感覚から思うんですね。ですから、そのことについて大臣と議論をさせていただきたいなと思いました。

今、どのような検討状況になっているんでしょうか。

小野寺国務大臣

辻元委員には、ボランティア活動の御経験が大変深く、一昨年の東日本大震災においては、被災地に対してボランティアの支援、そしてまた、さまざまな団体からの支援、大変ありがとうございました。

今御指摘がありました邦人保護の問題ですが、ことし一月に発生しましたアルジェリアの事件を踏まえまして、政府の検証報告や与党PTの提言等を踏まえまして、防衛省としては、自衛隊法改正案を取りまとめて、現在、最終的な調整を行っているところであります。

具体的な内容につきましては、自衛隊による在外邦人輸送について、先ほど御指摘がありましたように、従来は航空機、船舶でありましたが、今回は、車両による輸送を可能とし、輸送対象者を拡大するなど所要の改正を行って、外国におけるさまざまな緊急事態に際して、より適切に対応できるようにするという内容のものです。

辻元分科員

そうしますと、想定される事態というのは、先般一月のアルジェリアでの大きな事件がございましたけれども、ああいう場合を想定して、そのときに被害者やそれから関係者を相手国の陸上まで自衛隊が迎えに行くというか、車両で移送を手伝うのか、それとも主体的に移送するのかわかりませんが、陸上で活動するというのはああいう場合を想定しているんでしょうか。

小野寺国務大臣

今回のアルジェリアの事案も、例えばイナメナスの空港でしょうか、かなり距離がございました。

ですが、今後さまざまな事案が起きたときに、やはり、空と海は運べても陸はできないということは、なかなか、今回の邦人輸送だけではなくて、全体としての中で陸も必要ではないか、そういう検証、そしてまた意見が入っての検討状況であります。

辻元分科員

その際に相手国の同意というものが必要になるかと思うんですが、それは、相手国の同意をとって活動をするという理解でよろしいでしょうか。

小野寺国務大臣

はい、相手国の同意を得て活動するということになります。