つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)

活動報告・国会質問・質問主意書

5. 働く・経済編|つじもと清美が答える、みんなからの「これおかしくない?」

2022.5.31

 

今回は、みなさんからお寄せいただいた声のうち、働く・経済について、辻元の今考えていることを返答いたします。

①「働く環境が不公正だ。ワークライフバランスが十分でない」という声をたくさんいただきました。

ワークライフバランスや同一労働同一賃金など、公正で働きがいのある労働環境の必要性が問題になってもうずいぶんたちます。しかし、改善の動きは遅々としてすすんでいません。それどころか、賃金は下がり、雇用の安定性は失われ、ますます働くことが報われなくなってきています。

「真面目にコツコツ働く労働者が報われない」、「市役所の非正規雇用で働いています。仕事にはやりがいを感じていますが、今後の不安が拭えません。これから先が不安でつらいです」、「働く人の権利が守られていない。有給休暇の取得率は低いし、セクハラ、パワハラがまかり通っている」、「派遣社員で働いています。3年働いたら満了になって、職場を離れないといけないような仕組みになってしまっていることにうんざりします」といった声をたくさんいただきました。

私は、同一事業主の下だけでなく、産業間・地域間・企業規模間においても同じ価値の仕事をすれば同等の賃金が支払われることを確保し、処遇格差の是正が図られるよう、「同一価値労働同一賃金」の法制化が不可欠だと考えています。雇用は、「無期・直接・フルタイム」を基本原則とし、派遣法の見直しなどで、原則として、希望すれば正規雇用で働ける社会を取り戻します。また、あらゆるハラスメントを禁止するとともに、「ブラック企業ゼロ」を目指して、ブラック企業やブラックバイト対策を徹底します。

まじめに働く人たちが報われる社会を取り戻すためにがんばります。

【みなさんから届いた声】

  1. 真面目にコツコツ働く労働者が報われない。日本の成長はこの人達によって支えられてきた。時代は変わっていますがもう少し光を!
  2. 同じ給料体系で雇われているなか、「独身の人は残業をしろ」と言われたことがあります。これは何なのでしょうか。ちなみに残業代はみなし残業であり、申請しなければ残業してはいけないことになっていました。これは何なのでしょうか。
  3. 正規職員の勤務時間がもう少し短くならないものかとよく友人と話をします。フルタイムの時間が平均8時間では、家で過ごす時間より職場で過ごす時間が長くなり、共働きしたくても躊躇します。給料が下がっても短時間正職員をより採用する企業が増えてほしいです。
  4. 会社内で派遣労働者が本当に多くて。なんでこの人たちが不安定な生活を強いられる必要があるのかわからない。
  5. 市役所の非正規雇用で働いています。ボーナスが支給されることになりましたが、その代わりに基本給が減らされ、年間収入は変わりません。(基本給が減らされると退職した際の失業保険も減らされるそうです)しかも、昇給なしと明記されました。勤務時間は、正規職員よりも少ないですが、仕事内容は正規職員と変わりません。むしろ、2、3年で移動する正規職員より責任ある仕事をしています。勤務時間を超過しても、正規職員は時間外手当がつきますが、非正規職員は予算がないから、と振替で消化するように厳しく言われます。給与も違いすぎます。仕事にはやりがいを感じていますが、今後の不安が拭えません。これから先が不安でつらいです。
  6. 派遣社員にボーナスがない事に納得いきません。社員と同じ仕事をして、勤務する企業の為に働いているのに、ボーナスは社員のみ。半端な法律ができたせいで、3年で契約が切られる事になってしまった。そのまま社員にしてくれる会社なんて無い。
  7. 派遣社員で働いています。3年働いたら満了になって、職場を離れないといけないような仕組みになってしまっていることにうんざりします。あと、派遣先の正規雇用者には賞与がでるのに同じ職場で働いている非正規には賞与が出ないのもおかしいと思います。
  8. 働く人の権利が守られていない。有給休暇の取得率は低いし、セクハラ、パワハラがまかり通っている。
    私は50代の主婦です。数年前までパートで働いておりました。家族と少しでも豊かに暮らしたいのでパートに出ていました。稼ぎたいだけ稼げない制度がとても不満でした。
  9. 同じ職場で同様/同等の職務に就いている人の待遇があまりに違いすぎるのはかえって合理的ではないと思います。今は学校の先生ですら非正規で時給、派遣、期間限定雇用が当たり前になり、休暇や休業の際はその分収入がなくなってしまう場合すらあります。生活できる給料と安定した雇用を拡げることがもっとも大事なことなのではないでしょうか。
  10. 非正規雇用が4割以上になり、大企業の社員では保障される雇用年金と退職金が、彼らには保障されません。これは彼らの老後がとても悲惨で貧しい生活になってしまうことが懸念されます。
  11. 働いても満足にもらえない給料と非正規雇用。教員のブラック労働とみなし残業ゼロ制度。外国人技能実習生への差別と労基法を逸脱した労働。
  12. 真面目にコツコツ働く労働者が報われない。日本の成長はこの人達によって支えられてきた。時代は変わっていますがもう少し光を!
  13. 同じ給料体系で雇われているなか、「独身の人は残業をしろ」と言われたことがあります。これは何なのでしょうか。ちなみに残業代はみなし残業であり、申請しなければ残業してはいけないことになっていました。これは何なのでしょうか。
  14. 正規職員の勤務時間がもう少し短くならないものかとよく友人と話をします。フルタイムの時間が平均8時間では、家で過ごす時間より職場で過ごす時間が長くなり、共働きしたくても躊躇します。給料が下がっても短時間正職員をより採用する企業が増えてほしいです。
  15. 非正規公務員です。毎年履歴書を書き、ハローワークに行って面接を受け、ドキドキしないと仕事を得られないこと
  16. 同一労働同一賃金にしてほしい
  17. 派遣社員です。コロナ禍でリモートワークになりました。在宅勤務補助として1日200円出ていますが、これで会社支給PCのネット環境、電気代、光熱費まかなえずおかしいと思っています。自分のデスクは会社のPCや資料がおかれ…。自宅が兼作業場となるのですから経費として認めて欲しい。灯油代も高く、暖房費が跳ね上がっています。キツキツの生活の上負担増で苦しいです。
  18. 希望する人が正社員になれないこと、派遣会社ばかり儲かってること、
  19. 同じ常勤でも退職金がある職とない職がある。5年雇用し、半年間解雇し、再雇用みたいなやり方が横行している。
  20. 非正規雇用、日本国憲法で健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有しているはずなのに、普通に働いてもとても健康で文化的とは言えない生活を送らざるを得ないというのは政治の怠慢なのではないでしょうか?
  21. 現在私は42歳で今の会社に14年間ドライバーとして勤めています。現在弊社を含め多くのバス会社、タクシー会社、運送会社で高齢化が進み若い人材確保は、まず出来ない状態にあります。長時間労働、休日出勤、人材不足での個人に負担のかかる無理な業務のため。この度働き方改革に合わせ、自動車運転者の労働時間等の改善の基準について(改善基準告示)の改正が議論されております。2024年に施行。25年ぶりの改正にもかかわらず、勤務間の休息期間を9時間とし、11時間を努力義務のように改正する案で決まりつつあります。企業としては最低限の9時間を守り、11時間は中々与えないと思います。9時間の勤務インターバルですと、睡眠時間は5、6時間が多くなり、睡眠不足で未来のある子供を含め人や荷物を乗せて走ることになります。なので厚労省が議論開始に出した原則11時間、週3回まで9時間という案になるようご協力をお願い致します。

②「賃金が安い、十分な賃金が支払われない」という声をたくさんいただきました。

この20年超。日本の賃金(中央値)は、先進国の中で唯一下がり続けています。これは、失政としかいいようがありません。岸田政権は、「分配なくして成長なし」と言っていますが、大企業の自主性だのみの分配政策では、実際の賃金を上げることはとてもできると思えません。

「物価や賃貸などどんどん上がっている中、雇われている人の賃金だけが上がらないように力が働いているように感じてしまいます」、「正社員なのに手取り15万円」、「若者の給与が低すぎます.息子の給与を聞くとなかなか子育てできないです」という声をたくさんいただきました。

時給1500円を将来的な目標に、中小零細企業がそれで経営が苦しくならないように公的助成をしながら、最低賃金を段階的に引き上げます。また、同一労働同一賃金の法制化を目指します。

【みなさんから届いた声】

  1. 賃金が適正に設定されていないように感じることが多い。物価や賃貸などどんどん上がっている中、雇われている人の賃金だけが上がらないように力が働いているように感じてしまいます。
  2. 給料が上がらないこと、
  3. なんで毎年貧乏になるのかわかりません(収入減ってないのに)
  4. なぜ物価ばかり上がるのでしょうか。給料が上がりません。
  5. 賃金が低すぎる。今パートとして働いているが、ボーナスもない、賃金あげてくれと言っても取り持ってもらえない。時給1200円HTMLやCSSと言った、専門的知識を多少持っていてもそんな感じ、祝日が多い月は10万未満の場合もある。そんなので、最低限の生活をかつかつでしています。未来は見えないし、ほとんど税金でお金を持っていかれる。一番きついのは、病院に行くのを躊躇ってしまうところ、子どももきっと産めないと思います。お金さえ有ればと言うことが多すぎて悲しい。
  6. 私は非正規で働いていますが、男女格差や賃金格差を感じながら生活しています。職場は女性(主婦)がほとんどです。時給は900円です。生活はとても厳しいです。いつ首を切られるかという不安もまとわりつきます。非正規で働いている理由はさまざまです。それでしか働かざるを得ない場合もあります。なので、せめて時給を上げてほしいです。
  7. 非正規=女性、主婦、家計を助けるためという観念は無くなってほしいです。
  8. 非正規でも生きていけるような社会になってほしいです。
  9. 給料が上がらないことがおかしいと思います物価だけ上がってこまります。
  10. 正社員なのに手取り15万円
  11. どんな雇用形態でも、一人で生きていくのに十分な給与を保証して欲しい。
  12. 少子高齢化が日本の最大の課題では?それと関連して若者の給与が低すぎます.息子の給与を聞くとなかなか子育てできないです.
  13. フリーランスで仕事していて、年収は240万くらい。所得税・住民税・年金・国民健康保険、家賃を払ったら、生活費で残りは消えて、貯金はほとんど出来ません。

③「経済政策・成長政策が不適切だ」という声をたくさんいただきました。

自民党を中心とする政権は、この20年間、ずっと「成長戦略」を掲げて大きな予算を振り向けてきましたが、私たちの生活は一向に豊かになってきません。これは政権の成長戦略が間違ってきたことに他なりません。

「いまだにFAX中心でIT化が進まない」、「観光業界はGoToトラベルに助けられつつも、制度の度重なる場当たり的な運用に振り回され疲弊しています」、「有効な成長戦略がいつまでも見えてこない事・・・本当の付加価値を生み出す産業を育てる事を戦略の基本目標にすべき」という声をたくさんいただきました。

やはり、しっかりと成長分野を定めて、そこに投資していくことが不可欠です。そして、その分野の産業に人が移れるように社会人教育を強化していかなければなりません。これからは、グリーンとデジタルが重要です。産業社会のグリーン化を推進することにより、再生可能エネルギーや蓄電技術など新しい成長産業分野において250万人の新たな雇用の創出を目指します。

また、本格的なIoT時代の到来に当たり、超高速・超低遅延・多数同時接続を可能とする5Gの普及・促進、次世代の移動通信システムであるBeyond5G(6G)の研究開発を促進して、国際競争を牽引します。そして、その技術を医療や介護、交通やインフラ、農業やエネルギーなどに活用して、地域の活性化や国民生活の利便性向上を図ります。エネルギーの地産地消を推進し、エネルギーの自給を通じて地域でお金を回すことにより、地域の自立、地域活性化と雇用創出を図ります。

一方、中小企業へのきめ細かな支援体制を構築するとともに、ものづくり技術・技能の伝承、起業・創業・育成支援の体制強化、商店街を核とした地方中心市街地の活性化、ODAを活用した海外展開支援などを一元的に推進します。コロナ禍で甚大な被害を受けた観光業に対しては、持続化給付金制度を新設するなど、支援を強化します。

 

【みなさんから届いた声】

  1. 日本の中小企業は非効率極まりないです。中小企業が小さすぎ、人も高齢化が進みすぎているため、いまだにFAX中心でIT化が進まない、というようなことがまかり通ります。輸出入取引なども自社では対応できないし、国の補助金や各種支援策も自社では対応できないです。自社のリソースに乏しいため付加価値の低いサービス産業や古い製造業ばかりで新しい成長分野にチャレンジすることも出来ず、ゾンビ化している零細企業が非常に多いです。社会人教育の強化によって、成長分野への移動を促してください。
  2. コロナで大量の倒産予備軍(今は延命しているのみ)②経営者高齢化による事業承継問題がありますので、M&Aによる合従連衡を促し、数十人規模で組織として強い会社を増やすようにしてください。
  3. 観光業界はGoToトラベルに助けられつつも、制度の度重なる場当たり的な運用に振り回され疲弊しています…観光業界にも目配せをお願いします!
  4. 野菜やすっどれもばーちゃん趣味の域。米も野菜も仕事にならん。20年後は自給率ゼロか。
  5. 有効な成長戦略がいつまでも見えてこない事・・・本当の付加価値を生み出す産業を育てる事を戦略の基本目標にすべき(カジノは決して付加価値を生み出す代物ではない!)そのための種は、日本には沢山ある
  6. IRにおいて『持続可能性』が議論のメインに入っていない事に大きな問題を感じます。IRのみならずですが、自治体が公共施設を作る際においても、環境負荷などについての議論や規制も必要だと感じています。街作り、県作り、国作りにおいて、『持続可能』かどうか、というところが何より大切だと思っています。そもそも、ギャンブルで街を潤そうという姿勢には反対です。
  7. 商店街の衰退を見てみぬふりの行政。
  8. 畜産の現状を知りました。工場畜産、牛乳や卵の残酷さにショックでした。大阪万博に向けてヴィーガンレストランを増やしたり、海外から日本は動物まみれ、添加物まみれの食事しかないと思われないような食の教育が必要かと思います。
  9. もっとアベノミクスの失敗を大きな声で言いたいです。民主党のときは円高と言われましたけど、通貨の強さは国力の強さでもあります。お金をバンバン刷って通貨安にしたのに経済は改善されず、いま物価も上がってます。これは、自民党の政策の失敗なのに、あまり追及されてないし、気づいてない国民が多すぎると思います。

④「雇用がない、不安だ」という声をいただきました。

今日、私たちの生活を苦しめている大きな要因の一つが雇用不安ではないでしょうか。企業の早期退職制度の拡大やコロナ禍での業績低迷は、雇用状況を厳しいものにしています。とりわけ、地方での雇用の喪失は深刻さを増してきています。

「生活が困窮しているが仕事がみつからない」、「職種転換が図れるように労働者への新たな産業のための職業訓練や学び直しへの機会が乏しく、雇用への不安がある」、「高齢化、過疎化を心配しています」という声をいただいています。

産業社会のグリーン化を推進することにより、再生可能エネルギーや蓄電技術など新しい成長産業分野において250万人の新たな雇用の創出を目指します。希望する人が成長分野への新規就労や転職を実現できるよう、個人や企業の取り組みを支援します。さらに、ソーシャルベンチャー・コミュニティビジネスをさらに推進し、官民で雇用創出・社会的課題の解決に取り組みます。

また、地方の過疎化に関しては、地方回帰を加速させるため、若年層・現役世代・高齢者それぞれに応じた移住促進策を講じるとともに、地方大学の機能強化などにより地域の活力を発展させ、地方における人口の流出防止・定着を図るようにします。そして、地域における公共交通を支え、雇用を守ります。

【みなさんから届いた声】

  1. 生活が困窮しているが仕事がみつからない
  2. 産業について、リモートワークや、自動車のEV化など新たな変革を向かえ、雇用喪失の可能性が労働者にはさらにましていますが、それらの資本に対して、雇用喪失をさせた分の課税と職種転換が図れるように労働者への新たな産業のための職業訓練や学び直しへの機会が乏しく、雇用への不安がある。
  3. 高齢化、過疎化を心配しています。
  4. 今の相続税の状態ですと日本・東京の農家は無くなると思いました。職場である畑を相続税の為に手放さなくてはならず!どんどん回りが建売‼️となり日当たりが悪くなったりとせっかく高い(400万円)も掛けてハウスを建ててもそれに見合う売上にもならず!暑い日寒い日雨の日雪の日頑張ってますが、時代には勝てそうもありません!どうか日本の農家の現状を理解して国を上げてなんとかしてください‼️せっかく息子がやる気で頑張っていますが先が見えません!少子化対策農業対策どうかよろしくお願いします

⑤「障がい者への雇用支援が不十分だ」という声をいただきました。

障がい者の方の働く機会や環境の整備は、コロナ禍だからといって他の問題の後回しにされていいわけではありません。

「障害者雇用はとても競争率がたかく、採用されても障害者年金や実家や配偶者の援助がなければ暮らせない賃金であることが多いのが実情です」、「B型は工賃が低すぎて生活できません」、「障害者雇用はほとんど、ほぼといっていいぐらい公共交通機関で来られる人と書いてますが、下肢障害者が満員電車に乗れますか?」というような声をいただいています。

「障害者の権利に関する条約」の第27条(労働及び雇用)が「締約国は、障害者が他の者との平等を基礎として労働についての権利を有することを認める」とうたっていることに鑑み、働く全ての障がい者にディーセント(働きがいのある人間らしい)でインクルーシブな就労の場を確保することを目標に据え、政策に取り組みます。短期的には、現行の福祉的就労における低工賃問題への対応を図り、事業者への支援策の拡充を含めて、安定的な就労場所の確保や一般就労への移行促進も含めた自立可能な仕組みの構築を図ります。

また、通勤や就労中に利用できない重度訪問介護サービスについて、利用を可能にするため、「重度訪問介護支援拡大法」を制定します。障害福祉従事者の賃金を他産業並みに引き上げることを目標とし、第1段階として、「介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法」を早期に制定し、月額1万円の引き上げ(政府の措置に上乗せ)を実現します。

 

【みなさんから届いた声】

  1. 障害者雇用はとても競争率がたかく、採用されても障害者年金や実家や配偶者の援助がなければ暮らせない賃金であることが多いのが実情です。障害者年金は明らかに制度に不備があり過去の証明が取れない人、資格から漏れる人がたくさんいます。そのため障害があっても外見上わからない人の多くはクローズ(障害を隠して一般雇用)で働きます。しかし無理を重ねて長時間残業、パワハラ等に耐えるうちに体調を崩し、精神疾患があることが知れると何かと理由をつけて解雇されてしまいます。企業も法律ギリギリのところを攻めてきますし、こちらは弁護士を雇うお金などありません。事情を知らない人からは「生活保護があるよ!」と軽く言われますが、私は本来働く能力があり、普通の暮らしがしたいのです。誰もが能力を発揮できる働き方ができる社会、普通の暮らしができる社会、そして差別のない社会を望みます。
  2. 私は現在山口県に住んでいる障害者ですが、就労継続支援事業所の数が少なすぎます。A型事業所は家から通える範囲で一つしかないし、B型は工賃が低すぎて生活できません。
  3. 何の為の障害者雇用でしょうか?色んな症状の障害者がいますが、障害者は家族が面倒見るものだと思っているから障害年金も安いのか?障害者雇用はほとんど、ほぼといっていいぐらい公共交通機関で来られる人と書いてますが、下肢障害者が満員電車に乗れますか?健常者が無理に押し込められる電車に両杖ついて行って杖が電車とホームの間に入ればコケたり中に入って事故にもなる恐れもあり、車椅子なんか満員電車に入れる訳もないし、雨の日電動車椅子は使えませんから通勤もできません。屋根がなければ傘もさせない、カッパきてもイスがぬれたり車輪にも絡まるので雨の日車椅子利用できないし、仕事なんか行けるわけもない!そんな配慮を国は制度作る時に考えて作られてません!
  4. 私は、障がい者雇用枠での契約社員14年目です。今の労働法制、派遣とか正社員のことばかり、ニュースに取り上げられていて、私のように契約社員やフリーランスの方々のことがあまり取り上げられず。無期雇用転換したら、安心でしょ?と言われます。退職金制度がない会社を選んだのは、あなた。(=自己責任)と言われている社会がなんだかおかしく感じます。

 

たくさんの声を聞かせていただきありがとうございます。次回は、教育・学校の「これ、おかしくない?」についてお話しします。

つじもと清美が答える、みんなからの「これおかしくない?」各編へのリンクはこちら

1. 政治・民主主義編
2. 福祉など公共サービス編
3. コロナ対策編
4. ジェンダー・男女平等編
5. 働く・経済編
6. 教育・学校編
7. 税金や国民負担編
8. 環境・原発編
9. 維新の政治編
10.「立憲民主党のことが心配だ」編